アニっち。

1月10日の金曜日いかがお過ごしでしょうか。

 

寒いですね。

 

皆様の地域はいかがでしょうか。

 

全国的にシケ気味ですので、連休でお出かけの方はお気を付けください。

 

 

さて、近頃「アニサキスにあたった」と。

しかも何度も。

このような方が、お正月から増えたわけではないのですが

良く耳にします。

 

なんとも言えませんが、このように何度も何度もかかる方は

もしかすると、咀嚼(そしゃく)が足りないのでは?とも思われます。

 

私どもカウンター商売といいますか、お召し上がりを一部始終拝見しているわけではございませんが、大げさに言えばほぼ飲んでいるに等しいお召し上がりの方は、たまに拝見いたします。

 

このような方は、要注意ですね。

あたります。9割の確率であたります。

 

ご注意ください。

 

もともとアニさんは、いまの令和になって突然いっぱい出てきたわけでなく

太古の昔より存在している生き物です。

 

そもそも、全般的に魚介類には存在すると思っていて間違いがないです。

逆に言えば、アニさんが存在しない魚介類は存在しません。

 

鮮度が良ければよいほど、存在する可能性が高いです。

 

ではなぜ、現代において症候群にかかる方が多くなったのでしょうか?

たんにアニさんが多くなったわけでもございません。

 

逆に、昔はかからなかった。もしくは、かかりづらかったとも言えます。

 

昔からみんなかかっていたら、漁村はすべて全滅しているか

魚を生で食する文化はなかったでしょう。

 

じつはこのアニさん、ちょっとでも傷つくと唾液、もしくは胃液で死滅します。

 

でも、何も傷つかず胃の中に入ると、胃壁に穴を開け始めます。

これが痛いんですね。あまりの痛さに死んでしまうこともあるそうです。

 

これでおわかりになられたでしょうか。

 

常によく嚙むことです。

 

サバや烏賊が悪いわけではございません。

 

どうか嫌いにならないでください。

 

ちょっとしたコラムになってしまいましたが

何卒よろしくお願い申し上げます。